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「異邦人たちのパリ ポンピドー・センター所蔵作品展」

2007年4月28日

ずい分前から気になっていた美術展でしたが、リサイタルも終わって一段落したので、ようやく行くことが出来ました。今年、六本木に出来たばかりの「国立新美術館」も、お目当ての一つでしたが、美術館自体の大きさと美しさには驚きました!   国内最大規模の展示場ということですが、どこも空間を非常に贅沢に使っていて、気持ちがよかったです。このような素晴らしい美術館が東京の真ん中に存在していることが嬉しく […] 続きを読む

庭園リサイタルを終えて

2007年4月23日

先日は、お忙しい中を多くの方にお越しいただきまして、本当にありがとうございました!おかげさまで、当日はお天気にも恵まれ、プレイエルの音色とショパンの作品を多くの方に聴いていただくことが出来て、嬉しい気持ちでいっぱいです。本番では、ピアノの優雅な音色が心をほぐしてくれたようで、私自身、楽しんで弾くことができました。   今回は少しトークもさせていただきましたが、その中で、皆様にアンケートで […] 続きを読む

4月21日(土)庭園リサイタル その3“会場、写真、トークetc.”

2007年4月19日

リサイタルが、いよいよあさってになりました!東京都庭園美術館でのリサイタルはこの春で3度目ですが、ガラス越しにお庭を眺めながらのこのコンサートでは、秋の音楽専用ホールでのリサイタルとは一味違う気分で、リラックスして皆様に音楽を楽しんでいただければと思っています。   この庭園美術館では、門から会場までを歩く道がとても気に入っています。今の季節は、新緑が気持ちいいことでしょうね!心配してい […] 続きを読む

耕心館でのコンサートを終えて

2007年4月15日

昨日は、西多摩郡にある耕心館でのサロンコンサートに出演しました。お忙しい中、お越しいただきました皆様には、心より御礼申し上げます!このコンサートシリーズで弾かせていただくのは今回で4度目なのですが、素敵なお花を持ってきてくださる方や、終演後お話したり、一緒に写真を撮ってくださる方がいたりして、とても幸せな夕べとなりました。   毎回思うことなのですが、この会場は少し都心から離れているもの […] 続きを読む

ヴィルヘルム・フォン・レンツ著「パリのヴィルトゥオーゾたち -ショパンとリストの時代-」

2007年4月11日

この本は、19世紀にラトビアで生まれた熱心な音楽愛好家の著者が、実際にショパンとリストのレッスンを受けた時の体験を綴ったものです。この二人の作曲家に関する本は沢山出ていますが、実際に接した人によって書かれたものは珍しく、作曲家の人柄や生活、また、当時の音楽事情が生き生きと伝わってくる大変面白い本でした!   著者は、当時パリでまだ珍しかったベートーヴェンの協奏曲「皇帝」をリストが演奏する […] 続きを読む

4/21(土)庭園リサイタル その2“プログラム”

2007年4月2日

今回のリサイタルでは、ショパンが愛したピアノの“プレイエル”を会場に持ち込むことになり、オール・ショパンプログラムにすることはすぐに決めたのですが、最終的な選曲が決まるまでには随分時間がかかりました。   ちょうど4年前にもオール・ショパンのリサイタルをしましたが、ショパンの作品だけでプログラムを組むのは、やはり難しいですね。と言いますのは、ピアノソナタを入れない限り、1曲が小品で2、3 […] 続きを読む

日帰り日光の旅

2007年3月26日

このところ、コンサートの準備などで慌しく過ごしていたので、息抜きに友人と日帰りで日光に行ってきました。関東に長く住んでいながら、日光に行ったのは今回が初めて。旅そのものが久しぶりということもあって、当日は早起きしてワクワクしながら電車に乗りました。   日光に到着後、早速お目当ての東照宮へ。TVや雑誌で度々見ていたものの、実際見てみると、造りといい配色といい、思わず歓声を上げてしまうほど […] 続きを読む

ステーンハンマル友の会

2007年3月13日

今週の土曜日は、「ステーンハンマル友の会」のサロンコンサート・シリーズに出演します。このシリーズには初年度から毎年出演させていただいていて、今回が3度目。これまでの出番も3月で、会場では花粉症のマスクをしたお客様をちらほらお見かけしたため、私の中でこの会といえばマスクのお客様のイメージが定着してしまいました(笑)。今回も常連のお客様をはじめ、音楽のお好きな皆様にお会いできるのが楽しみです! &nb […] 続きを読む

眼の話

2007年3月9日

このところ音楽の話題が続いたので、たまには普通の話も書きますね。 最近、新しく眼鏡を作りました。私の視力は、日常生活では困らないけれど、楽譜や細かいものを見るのには少し辛いといった程度。さすがにコンサートの時はコンタクトをしていますが、普段練習する時は、大抵眼鏡をかけています。   気付いたら、今までの眼鏡はもう10年以上も使い続けたことになります!いい加減、形の古さが気になって人前でか […] 続きを読む

4/21(土)庭園リサイタル その1“プレイエル”

2007年3月2日

今年は4月に自主企画のリサイタルを予定しているのですが、今はその準備で慌しい日々を過ごしています。今回は、私にとって初めての試みである、楽器を会場に持ち込んでのリサイタル。その楽器とは、ショパンが生涯愛し続けたピアノとして知られている“プレイエル”です!   これまで“プレイエル”の名はよく耳にしていましたが、実際に弾く機会があったのは、昨年のこと。その甘く優雅な音色がすっかり気に入り、 […] 続きを読む