Profile

ピアニスト

大澤美穂

大阪府出身。桐朋学園大学音楽学部卒業後、同大学研究科を経てブリュッセル王立音楽院マスターコース卒業。これまでピアノを畑彰子、山田富士子、アンドレ・デ・グロート、エフゲニア・ブラギンスキー、ラザール・ベルマンに師事。

第10 回園田高弘賞ピアノコンクール第2 位、大分県知事賞受賞。第47回ブゾーニ国際ピアノコンクール(イタリア)ファイナリスト並びに「ブゾーニ作品賞」受賞など、国内外のコンクールに多数入賞。 ブリュッセル留学中にはベルギーを中心に欧州で演奏活動を行い、2001年の東京文化会館小ホールでのデビューリサイタルを機に、国内での本格的な演奏活動を開始。これまで東京と関西を中心に幅広いレパートリーによるリサイタルを行い、「ノクターンとショパン」、「ベル・エポックの記憶」(フランス音楽)、「プレイエルで聴く珠玉のショパン」、「ショパン&シューマン生誕200 年記念」などの様々な企画リサイタルも開催してきた。

2001 年、2003 年、2005 年は、ベルギー各地にてリサイタルを行う。これまで「Miho Osawa Plays Schumann」、「Miho Osawa Plays Chopin」のCDをリリース。 近年行っている曲目解説を交えたトーク付きのリサイタルは、「曲をより深く理解出来て楽しめるようになった」と、多くの聴衆から支持を得ている。また、コロナ禍では室内楽のコンサートを企画し、オンラインコンサートも行うなど、新しい挑戦も続けている。 2021年はデビュー20周年記念リサイタルを開催。作曲家の魂と作品の魅力を多くの人々に伝え、今を生きる力となる演奏を目指して、日々研鑽を積んでいる。