昨日は、東京は西多摩の「耕心館」にてリサイタルをさせていただきましたが、お忙しい中、お越しくださいました皆様には、心より御礼申し上げます。
昨日お聞きしたところによると、このサロンコンサートシリーズには23年前から出させていただいておりますが、最近はお昼の公演に変わったようで、初めて、ガラス越しの緑が鮮やかな中で弾かせていただきました。鳥のさえずりの中で弾く「月の光」は、新鮮(笑)。皆様、とても真剣に聴いてくださって、私にとっては久しぶりの本番でしたが、楽しく弾かせていただくことが出来ました。終演後はCDとレコードのサイン会をさせていただきましたが、レコードファンの方々にレコードを購入していただけたのは、とても嬉しかったです♪
アンコールには、ドビュッシーのある曲を用意していましたが、リハーサルの時に「亜麻色の髪の乙女」の方が皆さん喜ばれるかしら?とスタッフの方々の前で弾いたら、絶対その方が!と仰るので、そのつもりでおりました。ところが、コンサートの中で、あるお客様がフジコ・ヘミングさんのことを言われたので、アンコールの時に「フジコ・ヘミングさんのお話が出たので、アンコールは、定番の『ラ???』」なんて言ったら皆様拍手で喜ばれたので、急遽「ラ・」を弾いてみました。「崩壊したらごめんなさい」と言って・・・。結果、なんとか崩壊せずに済んで、皆様にとても喜んでいただけてよかったです!
帰り道では、こんなことが出来るようになったのだなぁ・・としみじみ思っていました。今までは、ガッチガチに準備したアンコール曲を弾くだけで精一杯だったのですが、今後はいつでも弾ける曲を何曲か用意しておいて、その時の気分でアンコールを弾く・・なんて出来たらいいなと思いました。次の本番は19日(日)14時より、大阪の豊中文化芸術センター(中)です。アンコールでは、クラファンのリターンで、生まれて初めてクラシック以外の曲をホールで演奏するので、ドキドキです♪ 皆様のご来場を楽しみにお待ちしております!!