10月5日にオープンする「ららぽーと豊洲」に新しいミュージックアカデミーが開校するのですが、そこの講師になることが決まりました。先日、完成したばかりの教室に行ってみましたが、一つ一つの部屋がとても広く、内装もモダンイタリア風のおしゃれな雰囲気で、レッスンするのが楽しみな空間に仕上がっていました。
このアカデミーの日本初とも言える最大の特色は、チェンバロ、オルガンなどの古楽器に加えて、ベヒシュタイン、プレイエル、ペトロフ、ヤマハの4種類ものピアノがあることです!これは、音楽大学や音楽教室、コンサートホールなど、どこへ行ってもお馴染みのピアノメーカーだけに接するという現在の日本の音楽環境に対して、伝統ある多様なメーカーの楽器に触れるのが当たり前であるヨーロッパの音楽環境に着目し、様々な楽器に触れる中で音色や作品に対する感性を育てるというコンセプトに基づくものです。
先日は、ドイツ、フランス、チェコ、日本のピアノ4台をじっくりと弾かせていただきましたが、やはりそれぞれの音色に個性があって面白いですね!ドイツの“ベヒシュタイン”は世界三大名器と言われるものの一つですが、リストやドビュッシーが愛し、私の好きなピアニストのホルヘ・ボレットも愛用していたのだとか。フランスの“プレイエル”は、ショパンが生涯使い続けたピアノということで、そんなことを意識しながら弾くと、作曲家や作品に対するイメージも自然に変わってくるのを感じます。
来週のオープン期間中の数日間は、「ピアノを巡る旅」と題して、私が楽器を説明しながら演奏し、お客様に聴き比べていただくという企画を予定しています!ご興味のある方は、ららぽーと豊洲にある《ミュージックアカデミー東京》0120-171-055に是非お問い合わせくださいね!