現在、この秋に予定しているリサイタルのプログラムを検討しています。今回のメイン曲は、今までアンケートなどで皆様から多数リクエストをいただいており、私自身も、いつか必ず弾いてみたいと思っていたリスト作曲「ピアノソナタ」です!プログラムの残りもほぼ決めて練習を始めていたのですが、もっといい流れで魅力的なプログラムを作れないものかと、選曲を再検討しています。
昨日は、さらに加えてみたい作曲家の候補3名のCDをあれこれ買ってきました。よく知られている作曲家なのに、普段聴く機会のない曲の多いこと!作曲家は本当に、様々な試みをしながらコツコツ書き溜めていたのだなあと感心します。初めて聴くけれど素敵に感じる曲もあり、今回でなくてもいつかコンサートで弾いてみたいと想像するのも楽しい瞬間です。結局、今回は最初の案に戻るかも知れませんが、こういう時間はいつも大切にしたいと思っています。
絵画の世界などでは、バランスが肝心とよく聞きますが、コンサートのプログラムにも同じことが言えると思います。適度にメリハリが利いて多様性があり、それでいて何か一貫した流れのあるプログラム・・・なかなか難しいですが、秋までまだ時間があるので、もう少し考えてみたいと思っています。