先日ある方から、モーツァルトを聴かせて大切に育てられたという、その名も「モーツァルト」という日本酒をいただきました。「Mozart」というラベルにリボンのかかった日本酒、それだけでも愉快な気持ちになり、冷蔵庫で冷やしている間もワクワクしながら飲む機会を待ちました。
そして、いただいてみると・・・まろやかで、とっても美味しいお酒でした!説明所を読むと、モーツァルトを聴かせた牛は乳が出やすくなるとか、野菜の発育が良い、などという話に基づき、温度や空気に敏感な酵母や麹菌を相手にする酒造りにも生かしてみたのだとか。その結果、フルーティーな香りを放つ、キレの良い味のお酒になったそうです。
人だけでなく、動物や植物など、生物全般によい影響を与えるというモーツァルトの音楽って、何とも不思議ですね。音の波形や振動のパターンが、生命体に心地よいものとして出来ているのかしら??
お酒の説明書には、モーツァルトの音楽は働く蔵人や社員の心まで和ませ、仕事場には厳しい中にも明るい雰囲気が生まれた、とありました。そういうことは大いにありそうですね。そのような働く人達のいい気の流れが酵母や麹菌に伝わり、良い結果に結びついたのかもしれません。そして、それをいただく私達も愉快で幸せな気持ちになれる・・・やっぱりモーツァルトの魅力ってスゴイですね!