先週末は、CDとレコードジャケットのための写真撮影を行いました。場所は、箱根です。今回はレコード制作もするので、あの大きいジャケットは素敵なものにしたい、という夢があります♪ カメラマンの方にお伝えした希望は、「自然の中で撮りたい、出来れば水や光とともに。自然と言っても、いかにも日本の山や湖のイメージではなく、植物もヨーロッパ的な感じがあれば・・・」というもの。(こうして改めて書くと、難しい注文ですね。笑)
この希望から、カメラマンの方(女性です)は、いくつかのイメージ写真をくださって、箱根がいいのでは?とご提案くださいました。その写真は、まさに私のイメージ通り。素敵なモデルさんが写っているのですが、「もうこのまま使わせて!」と言いたいぐらいでした。
撮影は、演奏収録後の6月に予定していましたが、4月下旬になってカメラマンの方から、「天候はおそらく読みづらく、緑の色づきふくめ、全て自然任せ、かつ遠出をするのはリスクが高すぎるかと・・・」とのご連絡。「都内近郊の水辺で撮って、いろいろな素材と組み合わせたら、イメージに近づけるのではないか」と、いくつかの写真とともにご提案いただきました。
それも素敵だな、と思いましたが、よくよく考えてみると、ドビュッシーの音楽は自然と一体化したような印象があるので、合成された写真は、ちょっと現代的で合わない気が・・・。「今回はやはり、リスクはあるけれども自然の中で撮りたい」とご無理を言って、ヘアメイクの方とも再度、日程調整していただきました。撮影はせめて梅雨入り前にと、当初の予定を早め、演奏の収録の2日後に。それでも撮影1週間前にチェックすると、残念ながらの雨予報。雨の中では、ちょっとイメージが違うので、せめて曇りに変わってほしい!と願っていました。
デザイナーさんも入ったグループLINEでは天気予報を共有し、「いざという時は、合成しても素敵に出来る」と、デザイナーさんから心強いお言葉もいただき、皆で様子を見ていたところ、撮影2日前に、晴れ間が出るとの予報が!そして当日は見事に晴れて、午後は雨予報でしたが結局雨は降らず、夕方近くまで撮影していただくことが出来ました!天に思いが通じたのかしら、神様ありがとうございます!!!
撮影までの経緯だけで、こんなに長くなってしまいましたが(笑)、当日は様々な緑や水辺、木漏れ日の中で、楽しく撮影していただきました。カメラマンの方が撮影中に仰っていたのは、箱根は都内とは違って緑の色が淡く、日本的な感じになりにくいのだとか。あと、標高が高いから、角度の関係で光も柔らかいのだそうです。なるほど~。
今後は、カメラマンの方がある程度写真を選んでくださって、その中から私が選ぶ予定です。今は、収録の音源を選んでおり、いろいろ神経を使う作業が続きますが、沢山の方々のご好意に感謝して、いい作品になるよう頑張っていきたいと思っています♪