先日の「土曜ワイド劇場」の放映後は、多くの方から「見ましたよ」とメールをいただき、嬉しかったです。皆さま、本当にありがとうございました!私ももちろん、夜9時前にはスタンバイして、ドキドキして放映を待ちました。
やはり冒頭からの演奏シーンでしたが、手の動きや音響など、とても自然に編集されていたので、流石と関心しました。ただ、エキストラ出演が想像以上にしっかり映ってしまっていて赤面…。あの日は抜き打ち的に座らされたのですが、こんなことなら髪もメイクももっときちんとしておきたかったと、思わずソファに突っ伏してしまいました!
普段、私はあまりサスペンスを見る方ではないのですが、この日は最後までじっくり楽しみました。今回は予め台本をいただき、撮影現場も見せていただいていたのですが、一つ一つの台詞が俳優の方々の演技を通じて生きたものとなり、多くの細やかなカットが編集されて一つの流れが完成する様を身近に感じることが出来ました。そして、スタッフの方々の苦労話や、撮影現場の笑い声、誰かの怒る声などが時々よみがえってきて、きっとどの作品も、表面には表れない様々な人のエネルギーや思いの基に成り立っているのだろうと考えながら見ていました。
今回の放映をご覧になって、インターネットで検索後、このサイトにメッセージを下さった方がいらっしゃいました。この方がおっしゃるには、過去に病気で右手が不自由になって以来ピアノが弾けなくなっていたけれど、このドラマの左手の演奏によって新たな可能性を与えてもらえた、これからは左手でピアノを弾くことを考えたいとのことです。あのピアノの演奏から、このように希望を持ってくださる方がいらっしゃるとは予期せぬことでしたので、本当に嬉しい出来事でした。