実は、ここ半年ほどの間、家探しをしていたのですが、ようやく気に入ったマンションが見つかり、今月末に引越しをすることになりました。留学先から帰国して以来、7年住んだここ川崎市を離れて今度は都内に移りますが、東京都民になるのは学生時代以来ですので、ほぼ10年ぶり。また好きな東京に住めるのが、純粋に嬉しいです。
今回、家探しをするにあたって、様々な物件を見ました。物件選びには、駅からの距離や間取り、耐震性や築年数など様々な要素が絡みますが、完璧に自分たちの希望に添う物件は存在しないので、何を優先させたいかを考えながら探しました。今回どうしても夫と私が譲れなかったのは、駅近で閑静な立地であること、そして、部屋のゆったり感です。というわけで、結果的に築年数の古さには目をつぶることになりました。
ただ、いろいろな条件を熟慮しつつも、最終的に選ぶポイントとなったのは、ピンと来るかというような直感的なものだったように思います。そこに住む自分たちを想像できて、気持ちが向くかということ・・・。こういう目に見えないもののことを、人は「ご縁」と言うのかもしれないですね。
新しい土地での生活を想像するとワクワクしますが、7年も住み、愛着の湧いたここ川崎の地を離れる寂しさもあります。これから引越しまで数週間は、様々な思い出の詰まったここでの生活を、最後に満喫したいと思っています。