相変わらず厳しい寒さが続いておりますが、皆様、お元気でお過ごしでしょうか。今は毎日、オリンピック選手たちの活躍に目が離せませんね。結果が思い通りだった人も、そうでなかった人も、試合後のインタビューには、重みがありますね。それぞれの選手が世界を目指し、自分との闘いに果敢に挑んでいる姿は、本当に素晴らしいですし、勇気づけられます。
さて、昨日は、2ndアルバム制作と新しいHPのための写真撮影をしてきました。今回のCDは、ALM RECORDSというレーベルから出版していただけることになりました。そこで、今回の写真は、レーベル会社の方が紹介してくださるカメラマンの方にお願いすることになりました。
最初にご紹介いただいたのは、男性のカメラマンだったのですが、着る服やイメージをお伝えしていく中で、それなら、もっと女性ならではの感性を汲み取ってくれる人がいるからと、ご友人の女性のカメラマンをご紹介くださいました。こうして、素敵なご縁が広がっていくのは、とても嬉しいです♪そして、この方のアイディアでスタジオが決まり、いざ、撮影日を迎えました。
今回の撮影で、私が大切にしたかったのは、自然な自分らしさです。最近は、クラシックの演奏家にありがちな、カラードレスに髪をアップでニコッというのからは、そろそろ卒業したいなと思っています。最近の私のリサイタルでも、そうしていますが、衣装は、華やかなドレスというのより、もっと自然で自分に馴染むもので弾きたいという気持ちが、高まってきています。
というわけで、昨日は、私が好きで、しっくりくる洋服を何点か持参して、撮影に臨みました。スタジオは、自然光が入り込む優しい空間。そこにレーベル会社の方がお持ちくださったショパンのCDを流して、撮影がスタートしました。
カメラマンの方は、気さくな方なのですが、やはりとても繊細な感覚をお持ちのようで、私の要望もすぐに理解して気持ちよく進めてくださいました。今まで、いろいろな方に写真を撮っていただきましたが、不思議なもので、同じ私の写真でも、その方の美的感覚はもちろん、お人柄も表れるものですね。そういう意味で、今回はいい雰囲気の写真になるのではないかなと思っています♪
写真を撮ると、いよいよスタートしたな、いいCDを作りたいな、という気持ちが高まってきます。そうそう、今回、1作目の時と違うのは、ジャケットのデザインは、音源が完成し、原稿も全て揃ってから、デザイナーの方が始めてくださるようです。(前回は、写真を撮ってすぐにデザイン、でした。)なるほど!音を聴き文章を読んだ上で、CD全体のイメージが決まるのですね。そういう意味では、今回、何点かの服で撮りましたが、どの服の写真を使うのかも、中身全部が揃ってから、という考え方も出来そうですね。
本当に、どんなCDが出来るのでしょう??でも一番大事なのは、演奏ですね。まずは練習、頑張ります!(笑)