東京でのリサイタルまで、あと1週間になりました。おかげさまで、東京公演のチケットは両日とも完売となり、大阪公演の方も残り僅かとなりました。今回は久しぶりのリサイタルで、どのくらいお客様が来てくださるか心配だったのですが、多くの方からお申し込みをいただき、本当に幸せに思っております。また、今回ご予定を調整してくださっていたにもかかわらず、チケットをお届け出来なかった皆様には、心よりお詫び申し上げます。
さて、昨日は、汐留ホールにリハーサルをしに行ってきました!今までは、もう少し大きなホールでのリサイタルでしたので、前もってのリハーサルは大変なため、当日の開演前に行っていたのですが、今回のようなホールの場合は、気楽に借りられるので有難いです。
汐留ホールのピアノはスタインウェイなのですが、思えば私は最近、ベヒシュタインの音色に惹かれて、ホールにピアノを持ち込んだりしていましたので、スタインウェイでリサイタルをするのは久しぶりです。いつも思うのですが、鍵盤の見た目(奥行や幅)が、他のピアノとは結構違っているように感じます。弾いてみると、やはり独特の弾き心地ですね。タッチは軽く、ペダルの反応も速かったです。もちろん、ピアノはどのメーカーにしても、1台1台癖があるので、当日のピアノのことを知っておけるのは、やはり安心です。
それから、ホール全体の雰囲気や照明を確認したり、お客様が目いっぱい入られたところを想像したり、実際に客席に座って当日の様子を想像してみたりしました。今回のようにお昼の公演だと、朝から調律が入って、ほんの少ししかリハーサルが出来ないので、昨日は、落ち着いてホールに慣れる時間が出来て良かったです。
その日は、幼稚園に4:30までの預かり保育を申し込んでいたので、リハーサルが終わっても、お迎えまで少し時間がありました。汐留で遅めのランチをして、ハーブティーをいただきながら今回演奏する作曲家の本を読むという贅沢な時間も過ごし♪、リサイタル前の程よい緊張感に包まれた充実した一日となりました。