昨日のコンサートには、お忙しい中、沢山の方にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。「1時間のコンサート」と言いながら盛り沢山のプログラムになってしまい、皆様、休憩もなくお疲れにならないかしら・・と心配していましたが、「あっという間だった」とのお声もいただき、ホッとしております。この度もアンケートやメールで多くのご感想が届いておりますが、皆様、本当にありがとうございます!
豊中文化芸術センター(小)でのコンサートは初めてでしたが、なかなかいいホールでしたね♪ 実は、このホールが建て替えられた2016年にふらっと行ってみたところ、あるピアノ教室の発表会が行われていて、誰でも入れる感じだったのでちょっとお邪魔したことがあります。その時、中学生数名の演奏が聴けたのですが、音が大きくて、響き過ぎるホール、という印象を持っていました。けれども、昨日リハーサルをしてみたら、ピアノはとてもキレイな音で、調律師さんも、それほど響き過ぎる感じはしない、と仰ったので一安心。本番は東京の2公演に続いて、3度目の演奏でしたが、今回は天井の高さもあって、また違った気分で楽しんで弾くことが出来ました。
そうそう、今回のコンサートでは、リハーサルの時から、いかにお客様にリラックスして楽しんでいただけるか、ということを考えていました。東京公演の会場は、お客様の椅子を自由に配置出来ましたが、通常より少し前に(舞台近くに)出して設置していただいたり、お客様同士の間隔を少し狭めていただいたり(コロナ対応のため、長らく広めに設置されているそう)、いろいろお願いしました。大阪公演の方も、客席明かりを少し明るめにしていただいたり・・・。私も緊張しますが、最初はお客様も緊張されることが多いので(笑)、出来るだけ安心な空間にしたいと思って気を配りました。その効果が、少しはあったとしたら嬉しいのですが・・・。
終演後は、両公演ともにお客様と面会し、いろいろなお声が聞けたのも嬉しかったです。皆様の明るい表情を見ていると、私まで幸せな気持ちになれます♪ この曲がよかった、とか、前よりこうなったね、とか、この先はこんなことをしてみたら・・・などのいろいろなご意見は、とても参考になり、励みにもなります。また、今回はどうしてもご都合がつかなくて、残念だけど盛会を祈っている、というメッセージも沢山いただき、本当に多くの方々に支えていただきながらピアノが弾けているのだなぁと、心から感謝しております。
コンサートの最後にもお話させていただきましたが、この秋には、ベートーヴェン生誕250周年記念の三大ソナタのリサイタルをリベンジしたいと思っております!その時には、多くの皆様とご一緒に、3年遅れにはなりますがベートーヴェンの記念の年をお祝い出来れば嬉しいです。その時まで、世の中が平和でありますように・・。そして、皆様くれぐれもお体大切になさってくださいね。またお目にかかれる日を、今から楽しみにしております!!