リサイタルの東京公演まで、あと2日になりました。今年はドビュッシーのCDとレコードを作りましたが、その発売記念のプログラムを演奏するのは、これが最後になります。今まで弾いてきた感覚をもとに、本番では出来るだけ自由にのびやかに弾けたらいいな、と思いながら、今は最後の準備をしております。
今回の使用ピアノは、スタインウェイです。王子ホールには、今までスタインウェイとベーゼンドルファーがありましたが、この夏は、ベーゼンドルファーを手放して新しいスタインウェイを入れたのだとか。理由は、今までベーゼンドルファーを使う人が少なかったから、とのこと。個人的な希望では、ベヒシュタインを入れて欲しかったなぁ♡ というわけで、今週の初めには2台のスタインウェイから選定しに行ってきました。
もともとあったスタインウェイの方は、昨年の夏に購入されたもので、昨年のリサイタルで弾いたピアノでした。その時の印象が実はあまり良くなくて、今年はあのピアノをどうやって弾くかな・・と考えていたところでした。選定をしてみると、やはり今年入ったピアノの方が私には良くて、一安心。やっぱりピアノとの相性ってありますね。昨年のピアノは、いくらこちらが話しかけても話が盛り上がらない人、という印象でしたが(笑)、今年入ったピアノは、結構楽しく会話していける人、という印象でした♪
ということで、ピアノにも前もってご挨拶できたので、当日は安心して演奏に臨みたいと思います。皆様には、ドビュッシーの魅力はもちろんのこと、モーツァルトやショパンの作品の世界を存分に味わっていただければと思っております!
11月16日(土)14時より、銀座の王子ホールで開演します。前日までのご予約はこちらから。当日券もございます。皆様のご来場を楽しみにお待ちしております!!