皆様、お久しぶりです。東京は、そろそろ梅雨入りという感じですが、お元気でお過ごしでしょうか。6月になっても緊急事態宣言延長で、コロナ禍はまだまだ続いていますね・・。
私の方は、先月、母校の大阪府立豊中高校の100周年記念式典がありまして、卒業生のチェリストとフルーティストの方と一緒に演奏を予定しておりましたが、緊急事態宣言を受けて規模が大幅に縮小され、結局、各自が演奏動画とビデオレターを送る形での参加となりました。演奏者のお二人とはリハーサルも行い、本番を楽しみにしていましたので、残念無念!コロナ禍では、行事の中止や延期など珍しくはありませんが、関わった者の脱力感を再び味わい、本当に、一刻も早く世の中が正常に動くようになって欲しいと願わずにはいられません。
さて、最近は時間が出来ましたので、前にブログでも書きましたが、またYouTubeなどで人の話を聞くという楽しみにハマっています(笑)。様々な分野の研究者や専門家のお話、海外ニュースやその解説などがリアルタイムで聞けて、目から鱗の情報にもしょっちゅう出くわすので、刺激に満ち溢れています。年齢も、若い方からご高齢の方の発信まで、幅広く聞いています。同じ話題でも、正反対の持論を展開する方々がいて、本当のところはどうなの??と思い、それに関連した本を買って調べ、そこからまた別の謎が生まれて、YouTube、本・・・とぐるぐる繋がり、結構忙しくしています(笑)。
最近は、今まで全く関心がなかった現代史や歴史にも興味が沸き、それを知るうちに、人類の最初から現代まではどう繋がってきたのか、と気になって、世界史の本を買って読んだりしています。世界史といえば、高校時代は暗記が大変な教科!という苦手意識しかなかったのですが(笑)、今、知っている様々な情報に関連付けて読むと、面白いですね。そして、改めてクラシックの作曲家の生きた時代を考えると、今まで感じなかったことが様々に想像出来たりして、作曲家自身に対してや、曲の感じ方なども変わってきます。
今の時代は混沌としていて、数か月先がどうなっているか分からない世の中ですが、そんな空気の中で、心が求めていたり、心に響いてくる音楽があります。この秋のリサイタルでは、そのような曲を是非皆様にお届け出来たら、と思い、東京と宝塚でのソロリサイタルの準備を進めているところです。秋(10/24と11/13)には、お元気な皆様にお会いできますように!何かと心配の多い世の中ですが、皆様、どうぞ心身ともにお元気でお過ごしくださいね!!