先日、高校の同級生とランチをしました。同級生と言っても、彼女とは1度も同じクラスになったことがなく、Facebookを通じて知り合ったので、お顔も写真で知る程度。これまで彼女は2度ほど私のリサイタルに来てくださっていました。
本業がマーケティングだそうで、私のリサイタルの後で、「クラシックに興味を持ちながらも、敷居が高く感じて手が出なかった自分が、なぜ聴きに行く気になったのか、その前後の心境や、今後について」という内容を分かり易く表にまとめて送ってくださったのが印象的で、一度お会いしてお話を伺ってみたいなと思っていました。
まずは一応、はじめまして、のご挨拶。そして、高校同窓生と会った時の定番、「担任の先生は誰だった?」から始まり、個性的な先生多かったよね、と笑い合いました。初対面なのにタメ口なのも、同級生ならではで、嬉しい♪ それから少し話を広げると、「えっその人知り合いなの?」とか「この間そこで私、コンサートしたんだけど!」とか、「その人この間のコンサートに来てくれたよ、じゃあ一緒に聴いてくれてたんだ!」とか、次から次へご縁が繋がっていて、不思議を通り越してちょっと不気味(笑)。初めから大いに盛り上がり、すっかり打ち解けました。
それから、ご専門のマーケティングからブランディングの話へ。私にとって集客は常に課題ですので、何かヒントになることがお聞きできれば、と思っていました。今、お客様はネット上にいる、とのお話で、こんなことをやってみたら?といくつかのご提案。ですが、どの案も「う~ん・・・」と気乗りしないのです(笑)。彼女と話していて気付いたのが、私には何かこだわりがあるようで、気が散ったり本業が浅くなったりしそうなことには、手をつけたくないみたいです。今は練習とリサイタル準備と子育てに追われて余裕がない、というのもありますが・・・。
話はこのウェブサイトのことになり、気になっていることを話したら、ITに強い彼女からいろいろご提案が。なるほど、そこは変えてみたいなと、いろいろアイディアも浮かんできました。「では、まずはウェブサイトから改良してみましょう!」とご協力いただけることに。他に、それ位ならやってみてもいいかも・・ということも出てきて、何か新しい可能性を感じたりもしています♪ 彼女は、「こだわりがあって頑固ぐらいの人の方が好き、そこを周りから少しずつ崩すのが楽しい」とのことで、「それでは私達、いいコンビなんじゃない?」と言い合って別れました。こうして私を理解して、一緒に走ってくれる友が出来て、心強い限りです!
また、最近は、大学時代や高校時代の友人に数年ぶりに会ったりしています。どの友人も、ものを深く考えるタイプの人で、今の私に必要なことを伝えてくれている気がします。すべてのご縁が神様からのプレゼントで、私にとって、かけがえのないもの。これからも、そんなご縁に感謝しながら生きていきたいと思っています♪