すっかりご無沙汰してしまいました。9月に入っても気候の変化が大きく、落ち着きませんでしたが、これからようやく秋らしい日々となりそうですね。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
私の方は、夏から秋にかけて、相変わらずバタバタと過ごしておりました。息子が小学生になったので、少しはのんびり出来るかと思っていましたが、幼稚園児の娘がいる限り、送り迎えや園行事などで、まだまだ落ち着きませんね。夏休みは夏休みで、遊びやお稽古が忙しく、自分のことをする時間はなかなか取れない、という毎日でした。でも、多くの先輩方がおっしゃるように、長い目で見れば、こういう期間はアッという間なのでしょうね。子どもが親と過ごすのを喜んでくれる今のうちに、親子で楽しむ時間を大切にしていきたいと思っています。
そんな中ですが、この夏がきっかけで、マイブームとなっていることが二つほど出来ました!一つ目は、家族で川越の蔵造りの街並みを散策していた時に、江戸時代から伝わるという刃物屋さんに入って、思わず衝動買いした包丁です。お店には、若いけれど独特の雰囲気をもつ職人さんが居て、その方のお話が初めて聞くことだらけで、刃物の奥深さに感動してしまったのです。
包丁というのは、使えば使うほど切れ味が良くなり、きちんとメンテナンスすれば50年経っても使えるのだそうですね。もうずいぶん細くなった50年目の包丁で、目の前の野菜がスパンときれいに切れたのを見て、目を丸くしました。そして、まな板でトントンと音がするような切り方は、良くないのだそうですね。包丁の重みで自然に切らせるような切り方も習い、その日は大事に新しい包丁を抱えて帰ってきました。包丁がよく切れると、お料理はぐんと楽しいですね。この包丁を、時々は職人さんにも研いでもらって、一生持っていられるといいなと思いながら、今はまな板に向かっています。
そして二つ目は、スロージューサーです。ある日、芸能人が健康の秘訣を紹介するというTV番組を見たのですが、そこに里見浩太朗さんが登場して、毎朝ジューサーで人参やりんご、しょうがの入ったジュースをもう20年ほども飲んでいるとおっしゃり、その作り方を実演されていました。80歳を超えているとは思えないお肌の艶に、これだ!と思ったのでした。
それから早速、スロージューサー(スローに絞ると食材が酸化しにくく、栄養がしっかり残せるのだそうですね)と、手作りジュースの本を購入し、毎朝楽しんでいます。いろいろ試しましたが、私のお気に入りは、人参とりんご、レモンの組み合わせです。毎朝、野菜や果物を川越の包丁で切っては、ジューサーに少しずつ投入するのが日課なのですが、何だか動物にエサやりをしているようで、楽しい♪しかも、あっさりしていて飲みやすく美味しいので、長く続けられそうです。これで、家族皆がずっと健康でいられるといいのですが・・・。
慌ただしい日々ではありますが、こんな風にささやかな愉しみを見つけてはストレス解消しています(笑)。これからは秋本番、いろいろな事が楽しめそうですね。皆様もどうぞお身体を大切に、実り多い日々をお過ごしくださいね!!