昨日、大阪公演が無事に終わりました。お忙しい中、お越しいただきました皆様には、心より御礼申し上げます。
今回は、東京公演の親密な空間とはまた違った残響のあるホールでしたので、同じプログラムでも、弾いていて全然違う感覚がありました。どちらにも、それぞれの良さがあったように思います。アンコールには、地元豊中高校の大先輩、加古隆さん作曲のNHK「映像の世紀」より『パリは燃えているか』を演奏しましたが、今の時代にも通じるメッセージを多くの方が感じ取ってくださったようでした。
終演後は、皆様の明るいお顔を拝見できて、「楽しかった！」と多くの方に言っていただけて嬉しかったです。東京公演もそうでしたが、前半はクラシック、後半はポップス等のコンサートという初めての試みは、大変好評でした。今後は、このようなスタイルのコンサートも継続していきたいと思っています。
また、今回はハンガリーワインを休憩時間にお出ししましたが、大阪でも皆様楽しんでいただけたようで、良かったです(*^^*)。 ワインをご提供くださった「きょこりん」こと柿田さんは、「大阪の人達はパワフル！ピッチも早い！！」と驚いておられました（笑）。
今回は、「音楽の力で日本中を元気に！」を掲げてのコンサートでしたが、この言葉に多くの方が反応、共鳴してくださいまして、「元気になったよ！」とか「これからますます頑張って！」など、有難いお声をかけていただきました。
嬉しかったのは、乳がんの治療をされている同世代の女性が、「このところ少し疲れが溜まっていたけれど、聴いているうちに細胞が元気になって、最後はパワーが出てきました」というコメントをくださったことです。他にも「最近いろいろなストレスで呼吸が浅かったのが、深い呼吸になりました」など・・・。きっと音楽には、そのような音楽療法的な力があるのでしょうね。私のコンサートに来てくださった方が、不調から解放されて元気が出た、と感じていただけたとしたら、こんなに嬉しいことはありません(^^）。
少し休んだら、来月のコンサートの準備にかかります。関西での次の公演は、11月1日（土）14時開演、会場は昨日と同じ豊中市立文化芸術センター（小）です。秋のリサイタルは、本気のクラシックプログラム！を予定しております。その時までどうぞお体大切にお過ごしくださいね。またお元気な皆様にお目にかかれますのを、今から楽しみにしております！！
※追記（6月13日）
今朝、加古隆さんから、高校同期生からご報告を受けてのご連絡をいただきました。「作曲家にとって、他のピアニストが自分の曲を取り上げてくれるというのは大変うれしいことです。」「取り上げてくださったことに感謝しています。」とのお言葉をいただき、大変嬉しく思いました。必要であればいつでも楽譜を送ってくださる、とのことで、今後、機会があれば出来るだけ大先輩の素晴らしい作品を皆様にご紹介出来ればと思っています♪