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クリスチャン・ツィメルマン

2006年5月25日 By miho-osawa | 音楽

昨日の新聞に、ポーランド出身のピアニスト、クリスチャン・ツィメルマンを取材した記事が載っていました。私が子供の頃、若さ溢れる甘い表情が魅力的だったツィメルマンも、今年で50歳。今では押しも押されもせぬ世界的なピアニストの一人ですが、記事の写真の中には、シルバーグレーの髪と髭の似合う、すっかり風格ある巨匠の姿がありました。

 

私の中でツィメルマンは、完璧主義のピアニストという印象。大学時代、彼の大ファンの友人と、音楽的に素晴らしいのはもちろん、一音のミスもない演奏を聴いて、彼のかばんの中には常にピストルが入っていて、ミスでもしようものならステージ脇で自決してしまうのではと、よく冗談で言っていたほどです。
数年前には、ショパンのピアノ協奏曲をレコーディングをしていますが、自らの解釈を実現するためにオーケストラまで結成してしまうという徹底ぶり。それに留まらず、今回の来日では、自分の制作したピアノを持ち込むのだとか!自分のピアノを海外に持ち込む演奏家の話は時々聞きますが、ピアノの制作まで行うという話は、初めて聞きました。

 

それもこれも、自分の音楽と、それを真剣に待っている人達への忠実な思いによるもののようです。音楽のみならず、現代の音楽業界や社会に対しても真摯に向き合った率直な発言は、いずれも興味深いものでしたが、中でも印象に残ったのは、次世代の演奏家に対する次の言葉です。「キャリアのためにたくさんステージに立つという発想は100%間違い。音楽家として自分の人生を生きていけば、その結果がキャリアになるだけ。」この言葉を胸に、何よりもまず、自分の人生を生きていこうと思いました。

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