昨日はお忙しい中、また、大変な雨の中、お出かけくださってリサイタルにお越しいただきました皆様には、心より御礼申し上げます。ベートーヴェン生誕250周年記念のリサイタルを無事復活させることが出来ましたことを、本当に嬉しく思っております!皆様からのアンケートも有難く読ませていただきました。多くの方がいろいろなことを感じながらリサイタルを楽しんでくださったようで、とても幸せな気持ちでおります。
今回は、初めてベーゼンドルファーのピアノでリサイタルを行いましたが、素敵な音色でしたね。鍵盤が最低音から下に9鍵多く、そのうちの白鍵は黒く塗られていて、いつもと感覚が違いましたが、弦や響板が共鳴して、その分豊かな響きになっているはず・・と楽しめるようになったのも、今だからかも知れません。これまでは、リサイタルをするだけで精一杯で、少しでもいつもと違うと不安を感じたり神経質になったりしていました。でも今は単純に、どんな音がして、他のメーカーとはどう違うのだろう?と興味の方が勝ってきて・・。
そのベーゼンドルファーの印象ですが・・・やはりウィーンの楽器らしい音色の明るさを感じました。ウィーンを旅した時の、軽やかさや洗練を音色から感じ、街並みが甦ってきました。弾き進むうちに慣れてきて、いろいろな音色を楽しめた気がしています。アンケートでも、多くの方がピアノの音色を楽しんでくださったようで、嬉しく思っています。
それから、今回はサプライズとしまして、高校時代の同級生同士が結婚したばかりで、会場に来てくださっていたため、アンコール曲をお二人にプレゼントさせていただきました♡ こんなことは今までで初めてで、私にとって忘れられないリサイタルになりそうです♪
終演後は、いろいろな方にお目にかかってお話することが出来て嬉しかったです!皆様に優しいお気持ちで支えていただけていることを感じ、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。また来年、CD&LP発売記念のリサイタルでお目にかかれるのを楽しみにしております!終演後は舞台で写真を撮りましたが、衣装がバレますので(笑)、東京公演を終えてからアップしますね♪