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「ピカソとその時代」ベルリン国立ベルクグリューン美術館展

2022年12月8日 By osawa miho | ブログ

先日は、国立西洋美術館で開催されている「ピカソとその時代」展に行きました。タイトルだけで内容はよく知らずにチケット予約していたのですが、これはドイツのハインツ・ベルクグリューンさん(1914-2007)という美術商のコレクションによる展覧会とのこと。この人は、ピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティという4人の芸術家に焦点を当てたコレクターらしく、わ~!この人と好みが合う!!と思い、嬉しくなりました。ピカソは常に凄いと思っていますし、クレーやマティスは一時期とても惹かれていて、カレンダーで毎日眺めたりしていたからです。

 

入場すると、やはりメインのピカソの作品が多くありました。いつも思うことですが、ピカソは本当に作風の幅が広いですね。しかも、どんなスタイルでも魅力的に完成されていて、力を感じます。キュビズムも面白いですが、私は青の時代とか、「母と子」に代表されるような新古典主義時代の作品とか、シンプルなラインアートも好きです。

 

次はクレーですが、久しぶりにこんなに沢山のクレーを観ました。クレーは学生時代に好きになって、留学中はベルンのパウル・クレー・センターにも行きました♪ クレーの絵はとても繊細で、独特の色調やリズムがあって、音楽に近い感じがします。線が可愛らしかったり、メルヘンチックでユーモラスだったり、そんな世界に憧れていた自分の20代を懐かしく思い出していました。

 

そして、マチスですが、マチスは30代の頃に惹かれていました。おおらかで開放感があって、色彩も明るくて生命力があり、今回、改めていいなあ~!と思いました。そしてまた、マチスが好きだった頃のことを思い出していたのですが、こうして考えると、絵を鑑賞するというのは自分自身に向き合うことでもあるのですね♪

 

そして、今はどの画家に惹かれるか、といえば、ゴッホかなあ。(ちなみに、今年のカレンダーはゴッホでした)ゴッホの何がいいのかと言われると、難しいですね(笑)。即答できないですが、やっぱりあのうねるようなタッチは魅力的で、エネルギーを感じます。そして、いろいろなものが凝縮されていて密度の濃い感じ。ゴッホといえば狂気を思う人もいるかと思いますが、手紙なんかを見るとすごく知的だし、研究熱心ですよね。商才のあったピカソとは対照的ですが、ゴッホの生きることへの真剣な気迫が伝わってくるようで、そんなものに惹かれているのかも知れません。

 

展覧会について書くつもりが、最後は関係のないゴッホの話になってしまいましたが(笑)、絵画の鑑賞って楽しい♪  私は、いろいろな画家の作品による企画展よりも、一人の画家をじっくり味わえる回顧展の方が、どちらかと言えば好きです。来年は、何か面白い展覧会があるかしら。その時自分がどんな作品に心動かされるのかも含めて、楽しみです♪

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